近年、サイト作成やウェブデザイナー、アプリ開発などを仕事にしているフロントエンジニアの需要が高まっています。
実際に現在フリーランスになった方でも自身で案件を獲得可能で、クライアントが多数いるのが現状です。
今回はそんなフリーランスエンジニアにまつわるお金についてを記事にして行きたいと思います。
他の記事ではスキルのレベルアップに活用される学習サイトや実体験にまつわることも書いているので見ていただければ幸いです。
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1フリーランスエンジニアとは?
この記事では、「フリーランスエンジニアは稼げるの?」というテーマで、サラリーマンエンジニアからフリーランスエンジニアとなった私自身の実体験をもとにお伝えします。
サラリーマンエンジニアは特定の会社に正社員などとして雇用関係にあり、その会社の指示系統のもと働きます。一方で、フリーランスエンジニアは特定の会社と雇用関係にはありません。複数の個人または法人と業務委託契約を結び仕事を行う形態です。
最近では常駐しないリモートワークという働き方を取り入れている企業も多く、実際に2020年3月からコロナウイルスの影響かどの業界も在宅でプロジェクトや会議などをこなす生活になりました。
その中で仕事がなくなる方も多い中、プログラミングの求人は健在であり、求められている職業の一つと言えるでしょう。
副業が当たり前となっているこの時代になりインターネットの普及で未経験からでもフリーランスとして独立される方も少なくありませんん。
この記事がこれからフリーランスエンジニアを目指そうとしている方の参考となれば幸いです。
他の記事ではフリーランスエンジニアのなりかたなど違う角度から見たものを記事にしているので見ていただければ幸いです。
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1-1. メリット
在宅で仕事ができるフリーランスエンジニアのメリットとしては以下が挙げられます。
生活スタイルの自由さ
朝9時から18時までという、定時のある仕事スタイルではありません。これは副業としての魅力ではないでしょうか?いつ仕事をしてもしなくても良い分、生活スタイルに自由度があります。プライベートな予定が急に入ったとしても、仕事のスケジュールを調整することで対応できるのはメリットです。在宅で仕事ができるため、移動にかける時間や金銭的コストが無くなります。
実際に遠隔でzoomなどのアプリを使い他の業務をサポートしたりするなど職場という環境が必要ないのが現状です。
起業される際も業務委託契約などで人材を雇い、会社で勤務するという固定概念を無くし現場に営業をする人間とシステムの設計や構築を担当している人間を分けて運営していくという考え方もあります。
自分で仕事の職種を選べる
サラリーマンエンジニアは、全く自由度がないとも言い切れませんが、ある程度決まった仕事の範囲からしか仕事を選べません。私は組込みソフトウェアのエンジニアとして新卒で入社した会社では、想像していたような仕事ができず、4年半で転職するという結果になりました。
それに比べると、自分から仕事を探し、応募することができるフリーランスエンジニアは仕事の幅に自由度があります。また、顧客から仕事の依頼が来た場合も受けるか断るかを自由に選択することができます。
自分のスキルに応じて単価が高慰安権も獲得可能です。
エンジニアの特徴としては自身の知識やノウハウ、スキル次第では取れる仕事が全然変わってきます。
プログラミングに関しては言語がとても多く、ざっと並べるだけで
php/javascript/python/ruby/html&css/css/java
などたくさんあります。
なので自身が提供できるサービスを増やし自分の価値を相場よりはるか上に構築することができれば、年齢や大学生など身分も関係なく、収入を得ることができます。
なるべく自分ができる分野を広くしていき自分が得意な分野の案件を契約して報酬を手に入れていきましょう。
フリーランスという働きかたについては別記事でまとめていますので見ていただければと思います。
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新しいチャレンジができる
フリーランスエンジニアは自分で仕事が選べる分、新しいチャレンジもしやすいと言えます。実績がなければ自分でつくるしかありません。私も会社員時代は経験したことのない分野の仕事を安くても請けることによって、実績を作ろうと心がけていました。
現実的に働きながらでも仕事を受注している状態を確立することができ数万円稼げていれば立派な副業になります。
そして専門的な分野を一人一人役割分担できるチームを作ることができれば起業という形も取れることができます。
実績を作るまでに時間はかかるかもしれないですが、ひたすら貪欲に上司から仕事をもらいに行き、勉強ではなく作業となってしまったものは他の人に振っていけるような会社の立ち回りをするのはとても大事だと思います。
どんどん新しいことをチャレンジし高単価の案件獲得のためにスキルアップしていきましょう。
1.2 デメリット
逆にデメリットとしては以下が挙げられます。
安定した収入が見込めない
会社員は多少上がったり下がったりはあるでしょうが、給料という、毎月安定した収入を確保することができます。
しかし、フリーランスエンジニアは仕事で出した成果に対して報酬が発生しますので、仕事量が減るとそれに応じて収入も減ってしまいます。
なのでオススメのフリーランスエンジニアのなりかたとしては会社に勤務しながら現場で作業をして、空いた時間で数万円でもいいので単価の低いものでも案件をこなし報酬を獲得してその金額を自分が独立しても生活できる金額に膨らましていくことが有効な手段だと思います。
時間管理・生活管理が必須
いつ仕事をしてもしなくても良いわけですから、仕事でもプライベートでもスケジュール管理が重要となります。これができなければ、納期内に仕事を終わらせることができず、顧客の信頼を失ってしまうことになります。
そもそもフリーランスで働こうとすると毎日の目標設定がとても大事になってきます。
時間の使い方も自由になるのでやることの選択肢も広がります。
なので独立自体、自分自身を管理できる人にとっては有効な選択になると思います。
実績をつくるまでが大変
私自身が経験したことでもあります。フリーランスエンジニアになった当初は、会社以外での仕事の実績がゼロの状態でもあったため、仕事に応募しても採用してもらうことが難しい時期がしばらく続きました。ですから、単価を安くしてでも仕事を受注したり、経験がない分野を勉強しながら仕事をすることが多かったです。
私自身が仕事を取るために苦労した点は人脈が少なかったという点です。
エンジニアの現実はコミュニケーションが苦手な人が多い実態があります。
実際に私もその内の1人でした。
なので案件を獲得するために人に会うのを継続する習慣も必要になってきます。
フリーランスエンジニアとしての独立をすぐにできたかは他の方からの支援も受けることができたり相談できる人が様々な業種にいたので協力してくれる人が多いのが特徴です。
基本的に仕事を取るためにはコミュニケーション能力は必要です。
なので働きながらでも今後のことを考えて積極的に人との信用は築いて行きましょう。
2.フリーランスエンジニアの平均年収
フリーランスエンジニアの平均年収としては以下のデータが出ています。
エージェントサービスの利用では年収400万円以上の回答者割合が最も多く、600万~800万が20.3%、800万円~1000万円が10.2%と その他の仕事獲得方法に比べて高収入の案件を探すことができる手段の1つであることが読み取れます。
出典:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2019」
しかし、プログラミングの扱う言語によっても異なりますし、自身の経験値によって単価はピンキリで変わってきます。
なので最初はフリーランスエンジニアにいきなりなるのではなく、しっかり学べる環境で経験を積み仕事内容を理解し1人でも活躍できるような立ち位置になってから独立しましょう。
3フリーランスエンジニアのなり方
フリーランスエンジニアになるには大きく分けて2つの方法があります。
いきなり会社員を辞めてフリーランスエンジニアになる
私が会社員を辞めた理由としては、新しい仕事を始めるにあたってのソフトランディングをする上で会社員という働き方が合わなかったからです。時間の使い方に融通が利くような働き方を探していた時に見つけたのがフリーランスという働き方でした。
私が楽観的だったため、フリーランスになれば仕事はすぐあると思って会社を辞めたのですが、安定的に仕事を受注できるようになるまでは大変でした。
なのでなるべく月収を落とさないように働いている間に収入を作っておきましょう。
仕事の取り方としては色々ありますが、簡易的なものであるとランサーズなどでコーディングだけ受注することもできます。
私の同僚は常に新規の人脈を作りに行き、仕事を取りに行っていた人もいました。
会社員からのソフトランディング
私の経験からするとオススメはこちらです。会社員をしながらでも休日や空いている時間を使ってフリーランスエンジニアとしての仕事をし始めると感覚をつかみやすいです。ただ、デメリットとしては会社以外でも働くため、プライベートの時間が減ってしまう点です。
ただフリーランスエンジニアとして世の中に出ようと思うのであれば、多少なりとも自分の時間をどんどん仕事に費やさないといけません。
独立してからの不安を取り除くためにも働いている間に役に立つ情報を取りに行ったり、実務をこなすスピードを上げたり『成長』という観点から仕事を捉えて行きましょう。
>>Python資格の取得をおすすめする4つの理由|種類や難易度、初心者向けの資格について解説!
4. フリーランスエンジニアの仕事の取り方
フリーランスエンジニアの仕事はクラウドワークスやランサーズと言った、クラウドソーシングサービスを使って受注するのがメジャーなやり方です。
それ以外では、私の場合は前に働いていた会社から仕事を依頼されたこともありました。
結局自分自身の能力やスキルに見合った報酬が渡されるので、どんどん作業をこなして行きましょう。
私は最初独立した際は単価の高い仕事は振ってこなかったので数をどんどんこなしていました。
もちろん自分のプライベートの時間も使っていましたが、自分自身ゲーム感覚で仕事ができやらされてる感は0でした。
やったらやった分だけ報酬を受け取れるというのも私は魅力的だったのでフリーランスという選択を選んで正解だったと思います。
5. フリーランスエンジニアの1年目の動き
前述した通り、いきなり会社員を辞めてなった場合、会社員時代にコネクションを作っておかないと仕事の受注が難しいこともあります。
実績が無い仕事を受注するためには安い単価であっても受注して実績を作る必要があります。私の1年目の仕事は実績づくりに充てました。
最初はコーディングの仕事を数をこなし、そこからSEOというウェブのマーケティングの部分も携わって行きました。
そこからやったことのない動画制作もありました。
仕事をこなしていく内に評価してくださる方も増えてきて、参議院議員のSNS運用まで声をかけていただくことがありました。
1年目はずっと1人で作業をこなしていたのですが、2年目に差し掛かるところからチームを作り役割分担をしました。
そこからは効率がぐんと上がったので今では自分に余裕な時間もできつつあり、フリーランスエンジニアになってよかったと思います。
ここでチームを作った時に活用させていただいたプログラミング学習のサービスをご紹介したいと思います。
1つ目がProgateです。
こちらはプログラミング業界ではとても有名で教科書のようなものだと思います。
Progateを活用した後に使わしてもらったのは『start out』という教材です。
こちらはプログラミングだけではなく、デザインや仕事の取り方なども教えてくれます。
私自身後からこのサービスを知ったのですが、独立する時にこのサービスに出会っていたらもっと早く実績を作れることができたのにと思えるほどのサービスです。
以下にリンクを貼っておきます。
6. まとめ(フリーランスエンジニアは稼げるのか?)
この記事では、フリーランスエンジニアのメリットとデメリットをまとめました。また、平均年収やフリーランスエンジニアのなり方、仕事の取り方、1年目の働き方についてもご紹介しました。
フリーランスエンジニアは会社員に比べると金銭的なリスクは高いですが、近年の社会状況をみれば会社員が安定しているとも言い切れなくなっています。自分の実力を磨きたい、チャレンジをしてみたい人にとっては良い働き方だと言えます。