2020年からプログラミング教育もスタートし、IT業界が盛んな昨今、プログラマーやエンジニア不足となり、今後注目の職業なのではと言ったような話も社内や周りの者からよく耳にするようになったのではないでしょうか。
20代からも人気の仕事になってきており、世の中からもIT系の仕事のニーズがとても多くなっており特集にも上がっていることがあるかと思います。
今働いている人の中には職場の勤務条件があっていなくて周りの方に相談をしたり、職を探している人は多いのではないでしょうか?
実際にプログラミングなどを独学している人も増えてきており、未経験の人がエンジニアに転職したというような話も耳にします。そんな中エンジニアに転職した方が果たして実際はどのくらいもらえるのか、給与に対して仕事内容はどうなのか。
特にこれから就職や、転職活動を考えている方にはとても気になるポイントです。
そんな気になるプログラマーの実態に踏み込んでみました。
フリーランス|一般的年収を知る
プログラマーの年収と比較するために一般的な平均年収をまずは見てみましょう。
国税庁の民間給与実態統計調査によると、日本の平均は441万円です。
男女別の比較を見てみると男性545万円、女性293万円となっています。
さらに高卒、大卒で分けてみます。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査を元に計算してみたところ、高卒423万円、大卒607万円と184万円の開きがあることがわかります。
過去から見ると平均の取得金額よりも上がってきてはいるものの、消費税率、保険など引かれていくものも多くなっていますので実際のところ、手元に残るお金は見えている金額ほど多くないのでは?と思ってしまいますね。
実際に転職をしている人は多く、知り合いの紹介で人材派遣の会社の方づてに面接されている方も多いのではないでしょうか?
今では本当に多くの転職サイトに求人情報が掲載されており、様々な条件で職種を探すことができます。
しかしその中でもwebエンジニアやプログラマーなどのエンジニアの需要はとても多くどこの企業も採用したいと言われているところが多いのが現実です。
エンジニアに転職をした後にフリーランスとして独立された方もよく耳にします。
フリーエンジニアになると当然社会人以上の給料を手に入れることができます。
フリーエンジニアという働き方については別記事で紹介しています。
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フリーランス|エンジニアの年収を知る
一般的にみたプログラマーやエンジニアの年収のイメージはどのようなものでしょうか?
検索ワードを調べてみると「IT 楽に稼げる」、「IT 収入が高い」、「IT ホワイト企業」、「プログラマーきつい」などと言ったキーワードが多く見受けられます。
ITは収入が高いのでは?と希望の目で見られている一方で「IT土方」や「新3K」なんて言われ方もしているほどプログラマーの仕事はきついのではないかと言った見方もあるようですね。
しかし、現実的にはIT業界を目指して就職活動をしている方、勤務しているが転職を考えている方が増加していることは事実です。
そのため、プログラミングスクールに通う方も年々増え、スクール自体もこの数年で格段に増えています。
プログラミングスクールの中には返金保障がついているところもあったり、プログラミングだけでなくプロダクトの企画か管理の仕方などをサポートしていただける場所もあるのでオススメです。
学習方法に関しては様々な内容があります。未経験からでも無料の学習サイトを活用したり、プログラミングスクールを利用するのも有効な手段の一つかもしれないですね。
学習方法については他の記事で紹介しています。
>>イチから始めるPythonの効率的な学習方法と学習の流れについて解説!
フリーランス|エンジニア達の平均年収
それでは具体的にプログラマーやエンジニアの年収はどのくらいなのでしょうか?
プログラマーの年収は、420万円ほどのようです。
こちらに関してはインフラエンジニアやフロントエンドエンジニア、ネットワークエンジニアなど様々な業種の平均値です。
日本の平均年収と比べてみてもやや低いですね。
しかし他の産業でも言えることではありますが、大企業に務める方が収入は高くなる傾向にあるようです。
実際にプログラマーやエンジニアで収入が1000万を越しているのも耳にすることがあります。
大企業の方が、国や大企業からの大規模なシステムを組む案件が多く、必然的に一人当たりの収入も大きくなってきます。
また、こちらも他の産業にも当てはまりますが、男女比で見ても男性の方が収入は高くなっているようです。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、 男性の平均が425万円、女性の平均は372万円と男女で開きがあることがわかります。
基本的には考え方としては自分自身の力量によって変わると考えたほうがいいでしょう。
それでは、プログラマーやエンジニアが収入をあげるためにはどうすれば良いのでしょうか?
3-1 エンジニアとしての経験の有無
プログラマーの年収に差が出る点として挙げられるのはなんと言っても「技術力」「経験値」です。
同期入社でもコーディングの速さ、扱える言語などでも収入は変わってくることでしょう。
また、プログラマーを経て、ステップアップとしてSE(システムエンジニア)になる方も多く、実際にSEの方が収入も多くなります。
SEの平均は約550万円と言われており、プログラマーよりも大幅にアップします。
SEはソフトウェア開発にあたって上流過程でプログラマーがプログラミングが自実現可能な段階まで工程を組む仕事も行うことになります。
経験を経て技術力が身につけばこのどちらもこなし、フリーエンジニア や独立して独自で経営する方もいるので中抜きがない分、収入が高くなることもあります。
フリーランスとして働くには自分自身でウェブに関連する知識を身につけ個人でプロジェクトを担当する必要があります。
未経験の方からするととても難しいように聞こえますが、実際にエンジニアとして業務をこなし現場の環境を活用し学習するとノウハウは確立するので経験の有無はとても大事です。
3-2. 海外比較
日本のプログラマーやエンジニアの中には海外転職を目指す人も多くいます。
その理由としては、外資系企業は年収、労働時間が日本と海外では大きく異なるということが挙げられます。
下記は具体的な国と年収の参考例です。
- アメリカ:約684万円
- イギリス:約660万円
- カナダ:約524万円
これらを見る限り、日本のプログラマーの年収が約420万円と言われていることと比較するとその差は歴然です。
また、日本では、残業が当たり前ですが、ほぼ残業がない中でのこの年収なので、海外への就職に憧れるのも納得です。
選考がしっかりしているので質の高い環境で学べるので人材としては充分に成長できると思います。
さらに海外の環境で仕事をすることによって新着情報や話題のコンテンツが情報として入ってくるのでとてもいい経験になると思います。
転職する際に転職サイトで海外経験のことを記入の上応募すると期待の新人として評価されることは間違い無いです。
3-3. プログラミングの言語別年収
上記にも少し触れましたが、扱える言語が希少であればあるほどその価値も高騰します。
業種によっても異なりWebサービスの開発からサーバーの制御、ネットワーク通信、セキュリティ関係などの仕事まであります。
言語ごとの年収を下記に一覧でなれべました。(求人検索エンジン「スタンバイ」調べ)
- PHP:400万円〜600万円
- python:575万円
- node.js:400〜600万円
- Ruby:550万円
- C言語:525万円
- C++:538万円
- C#:500万円前後
- Java:552万円
- Swift:550万円
- Go:600万円前後
汎用性の高いPHP、Rubyなどはまだまだこの言語を使って制作を行う企業が多いことから需要がありそうですね。
Appleの開発したSwift、Googleの開発したGo言語などはまだ扱える人数も少なく、これからさらに需要が高まっていくことが予想されます。
aiエンジニアやネットワークエンジニア、機械学習などの仕事もあります。
最初に転職を考えている人にはhtml&cssやjavascriptなどを習得することをお勧めしています。
さらに私たちはエンジニア転職を考えている人たちに対して新しいサービスを展開しております。
他の学習サイトには無い豊富なコンテンツを用意し、コーディングだけではなく仕事の取り方までも学習できるサイトがあるのでもし興味がある方はぜひ見てみてください。
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フリーランス|まとめ
ITエンジニアの人材不足と言われている中、IT企業へ就職、フリーエンジニア に転職する方へ少しでも参考になればと思います。
プログラマーやエンジニアとして稼ぐには技術力、経験値はもちろんですが、開発はチームで行うものです。
そのために必要なコミュニケーション能力、開発にかける情熱と言ったものが一番人から信頼され、仕事につながり、稼ぐための一番の近道になると思います。
とはいえ、就職するにしても、転職するにしても、まずはスキルアップが必要不可欠です。
日々スキルアップを怠らず、広い視野と深い知識を得ていくにつれ、見合った評価と年収がついてくることでしょう!
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