副業時代が、どんどん到来していますね。
正社員の方でも、副業をOKとする企業が増えて来たのではないでしょうか。
副業は正社員に経営者視点を持たせ、かつ自発的に問題解決する力を養います。
会社が正社員にとって居心地の良い場所であればあるほど、こうした力を発揮してくれるでしょう。
もっとも、居心地の悪い会社であれば、社員は副業に流れますけどね。
こういう場合、副業以前に、正社員として居心地が悪い時点でアウトです。
つまり、副業を認められない会社は、ヤバイ兆候がある確立が高そうです。
本当に面白い会社であれば、副業を認めたくらいで社員は離れませんよ。
ということで、徐々に存在感を増す副業時代。
政府も後押ししている、ということで、副業を考える正社員の方も多いのでは無いでしょうか。
それに、副業の価値自体も、どんどん見直されていますよね。
正社員で働きながらの副業だって、大きく化けないわけではない。
事業をやるってなると、すぐに会社を辞めてしまったりするけど。正社員のまま副業として事業を作ることは、おすすめ。Twitterだって、Instagramだって、副業として生まれてるんだぜ。。専業じゃないと成功できないなんて話は、今の時代にないし、それより精神的な負荷を避けた方が良いもの出来るかと。
— すい@起業教育AI作ってる (@alteaep) 2018年6月11日
そこで今回は、正社員の方が副業で食べられるくらい稼ぐステップを紹介します。
何事も、いきなり始めて大きく成功することは、ほぼ有りえません。
手順を踏んで、細かく積み重ねることが、副業を成長させます。
僕自身、24歳の時に副業を始め、1年後には独立しました。
もちろん、その当時は正社員です。
結果、独立した直後から年収1,000万を越えることができました。
その経験談を元にしながら正社員で副業を盛り上げる方法をお伝えしていきます。
特に、正社員の方は、普段の仕事に追われて、副業に費やす時間も少ないはずです。
だからこそ、残された時間の使い方が重要になります。
副業に対して、正社員としての仕事もこなしながら、どう副業を盛り上げていくか。
効率的な時間の使い方も含めて、ご説明させて頂きます。
- 副業は正社員としての仕事の選び方から始まっている。
- 徹底的に副業タスクを管理し効率化しよう。
- 正社員としての仕事も徹底的に効率化しよう。
- 固定収入を意識して副業を作り出して行く。
- 副業を可能な限り自動化していく。
- まとめ
副業は正社員としての仕事の選び方から始まっている。
ところで、正社員としての生活で、副業について考え始めるのはいつでしょうか?
ある程度仕事に飽きて、別の仕事がしたいと思った時?
それとも、もっと収入が欲しいと思った時?
確かにそれも答えの1つではあるのですが、実際はそれだと遅いのです。
正社員として副業を成功させるには、正社員になる前から副業について考えることが重要です。
つまり「就職しようか」と考え、正社員として、仕事を選ぶ時からスタートしているのです。
僕自身の例をお伝えしましょう。
僕は、正社員になる前から、将来は会社に縛られることなく生きることを考えていました。
世界中を旅しながら、時間や場所に捕らわれず、出来る仕事をしようと考えていたのです。
結果、選んだ正社員としての仕事は、ウェブデザイナーでした。
将来的に時間や場所にとらわれない仕事がしたい。
そのためには、一体どんなスキルを手に入れたら良いのか。
ゴールから逆算して、正社員としての働き口を選んだのです。
このように、正社員としての仕事がイコール、副業の将来に繋がっていることが望ましいです。
正社員としての仕事が、そのまま仕事に繋がりますし、正社員の仕事をする意欲にもなります。
最も副業を考える際に望ましくないのが、正社員としての仕事と副業に関連性が無い場合です。
正社員としての仕事に意欲はわきませんし、スキルアップにも繋がりません。
人生の大切な時間を、わざわざ分散させてしまうことで、ゴールへの到達は遅くなります。
すでに正社員になっている人は、まずやりたい副業を考え、転職を意識してみてください。
転職先の企業が、自分の副業にマッチするか考えてみてください。
その結果、正社員としての仕事が副業にもマッチするようであれば、転職してみましょう。
今の会社で正社員を続けるよりも、進歩は早いかもしれません。
また、これから就職活動をする人も、副業を軸に就職先を考えてみてください。
正社員をしながら、副業にも役立つスキルアップが出来るか。
時間を無駄にしないように、ゴールに向かって必要なことだけ成し遂げましょう。
徹底的に副業タスクを管理し効率化しよう。
案外、出来ていないのがこれ。
副業で、やるべきタスクを徹底的に絞り込みましょう。
何をすべきか明確で無いから、無駄な作業をしてしまうのです。
まず何を自分がすべきかが明確であれば、無駄に時間を消耗することもありません。
正社員をしながらの副業は、ただでさえ時間の確保が難しくなります。
すでに正社員として働かれている方なら、ご存知ですよね。
基本的に副業として活動できる時間は、平日の仕事後か、土日しかありません。
だからこそ、徹底的な効率化が必要なのです。
まず、効率化のために大切なのが、ゴールまでの道順を逆算することです。
何をしなければならないか、正社員の仕事をおろそかにしないためにも、絞り込んでみましょう。
すべきことが明確になったら、副業として順番に進めていくだけです。
さらに、仮説を立てる癖をつけましょう。
もし自分がアクションを取れば、こういう結果になるんじゃないか。
ブログを書くとして、こんな記事を書けばアクセスが上がるんじゃないか。
仮説を立て、もし間違っていたら、修正し、改善を繰り返す。
こうすれば上手くいくんじゃないかと仮説を立て、上手くいかなければなぜ駄目なのかを考える。
そして、導き出した答えを元に、改めて行動する。
仮説を検証し改善する形での行動が、大きな成果を生み出します。
もし仮説が無いまま副業への行動をしたら、どうなるでしょう。
前に体験した過ちを、再び繰り返してしまうかもしれません。
副業において成果が出なかった行動を、明確に把握できないかもしれません。
結果、的確な改善策を、取れなくなるでしょう。
仮説があれば、なぜ仮説が外れたのかを分析し、改善することが出来ます。
しかし、もし仮説がなければ、何が悪かったのか明確に分析出来ないでしょう。
こうした思考を仮説思考と呼びます。
仮説思考が役立つのは、副業だけではありません。
正社員として普段の仕事をする際も、役に立つはずです。
仮説思考があるか無いかで、進歩は大きく異なります。
日常的に行動をおこす際に、仮説を立てる癖をつけましょう。
それだけで、あなたの副業へのアクションは何倍も効率化するはずです。
正社員としての仕事も徹底的に効率化しよう。
効率化するのは、副業だけではありません。
正社員として働いている時間、惰性で動いている瞬間はありませんか?
例えば、無駄に仕事を長引かせて残業しているとか。
無駄な会議をたくさん入れて、仕事が長引いているとか。
副業だけではなく正社員としての仕事の無駄も徹底的に見直しましょう。
正社員として、働いていると、仕事の効率化が怠惰になります。
副業はやればやるほど稼げるけど、正社員はやってもやらなくても給料が入るからですね。
もちろん、あまりにもやらなければ、怒られるでしょうけれども。
それでも、やっただけ稼げる副業より、効率化に手を抜く場合が多いです。
基本的に稼ぐこととは、効率化なんです。
たとえ少ない給料や報酬だったとしても、数分で終わらせればいい。
合計で10,000円の仕事であれば、最低でも3時間で終わらせる必要があります。
僕の場合、正社員で給料が30万であれば、60時間しか仕事をしません。
最低でも時給5000円をキープしたいからです。
でも、60時間の中でいかに結果を出すかを考えるでしょう。
そういった条件じゃなければ、僕は正社員になんてなりません。
まあ、上記は極端な例なのですが、それくらい自分の時間をシビアに考えるべきなのです。
できるだけ短い時間で仕事をこなし、作り出した自分の時間を副業に費やします。
正社員の時間もなるべく効率化し、副業にあてること。
こうした時間捻出を考えていく必要があります。
正社員の方が副業を断念するケースは、その大半が、時間不足です。
あまりにも正社員の仕事が忙しく、副業に手をつけられない。
副業に使える時間が少なすぎて、一向に作業が進まない。
だからこそ、副業で結果が出しづらくなります。
まず、正社員の時間、副業の時間、どちらも効率化を意識してください。
そして、副業に使える時間を増やしていってください。
何をするにせよ、時間を捻出出来なければ始まりません。
固定収入を意識して副業を作り出して行く。
生活出来るくらいの収入には、何が必要でしょうか。
間違いなく1つ言えるのが、継続的な収入です。
正社員に頼らなくても、継続的な収入源を獲得できることが「生活出来る」に繋がります。
例えば、たった5万円でもフィリピンに行けば生活できますよね。
少ないお金であっても、場所や環境を変えれば、十分生活出来ます。
しかし、継続的な収入が途絶えたら、どこに行っても生活できません。
だからこそ必要なのが、副業による固定収入化です。
正社員時代から、副業収入を固定化することを意識しましょう。
エンジニアやデザイナーのようなサービス業であれば、固定で発注してくれるクライアントを持つ。
ブロガーやアフィリエイターであれば、継続的に収益化できるブログを作る。
オンラインスクールであれば、月謝制の生徒を増やす。
ウェブアプリやネイティブアプリであれば、ユーザーを徹底的に集め解約率を減らす。
思考のベクトルを「一時的な収入」から「持続的な収入」に変えていきましょう。
副業で一時的に大きな収入を手に入れても、途絶えれば生活は出来ません。
そのまま正社員でいるべきです。
そもそも、継続的な収入源が出来るまで、正社員を辞めてはいけないのです。
中には、自分で集中する時間が欲しいから、正社員を辞めて取り組む、という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、徐々に貯金を食いつぶす、という精神的負担は図りしれません。
僕自身も、貯金を食いつぶす状況に陥ったのですが、怖すぎて作業が手につかなくなりました。
どんどん自分の人生が追い込まれていくのを感じます。
あの恐怖とストレスは、普通の人に絶えきれるものであはありません。
精神的な安定を得るためにも、収入が固定化するまでは、正社員でいましょう。
ただ、ある知人で、正社員を辞めて成功を掴んだ人もいます。
彼の場合は、奥さんに相談したそうです。
自分で事業を立ち上げるから、収益化が実現するまで「養ってくれ」と。
結果、全力で自分の事業づくりに取り組み、成功を収めました。
こうした心強い協力者がいることも、また実力の1つです。
上手く周りの環境に協力してもらって、自分の仕事を作り出していきましょう。
副業を可能な限り自動化していく。
ある程度、副業による収入の固定化が進んだら、今度は自動化を進めていきます。
いくら副業が波にのっても、忙しすぎる状況になったら、さらに上を目指せません。
暇な時間を捻出するからこそ、新しい挑戦も生まれますからね。
正社員ともなると、時間の捻出はよりシビアに考える必要があります。
また、今の時代はすごい速度で進化しています。
気を抜くと、数年以内に仕事がなくなることもあるでしょう。
余裕のある時に次の一手を考えていく必要があります。
だからこそ、新しいことを考える暇な時間が必要なんですね。
副業を自動化する方法は、大きく分けて2つあります。
1つは誰かに任せること。
人を巻き込んで、自分のしていた仕事を任せます。
一時的に収入は下がるかもしれませんが、時間が生まれます。
この一時的に収入が下がることを我慢できるかどうかが勝負です。
どんな改革にも、痛みは常に伴いますからね。
痛みにこらえながらも、生み出した時間でさらに大きく拡大する副業を作る。
そして、新しく作り出した副業を、さらに自動化する。
こうして、積み重ねることで、自動的に入る収入を増やしていきます。
誰かに任せて時間を作れるのであれば、正社員をしながらでも継続できるでしょう。
もし独立する勇気が足りなければ、それこそ自動化を意識していくべきです。
2つめは、人を使わずシステム的に自動化すること。
人を使って自動化するのが苦手な人は、システムで副業を自動化すべきでしょうね。
僕の場合は完全に人を使うのが苦手なので、システムで自動化します。
例えば僕の場合、ブログやウェブサイト、そして広告を使って営業を自動化します。
どんな広告を打てば、どれくらい人が流入してくれるのか。
そして、どんな記事を書けば、どれだけの人が興味を持ってくれるのか。
どのようなウェブサイトだったら、人は興味を持ってサービスを使ってくれるのか。
ユーザーが自動的に流れ込み、登録して課金するまでのフローの自動化を意識します。
可能な限り、一人でも大勢のユーザーに満足してもらえるように設計します。
さらに営業だけではなく、サービス自体の自動化も意識します。
運用をなるべく手間をかけずにするには、どうすれば良いか。
効率的にユーザーに満足してもらえるには、どうすればいいか。
いくら優秀なサービスでも、運用に膨大な手間がかかっては意味がありません。
特に、正社員をしながらの副業だとなおさらです。
ただでさえ時間を切り詰めて捻出するのに、運用に時間を消費するわけにはいきません。
だからこそ、最初から徹底的に自動化を意識していく必要があります。
厳密な自動化の方法は、すべてALTEAに書いてあります。
自動化された副業を手に入れるために、どうすれば良いか知りたい方は、ぜひ使ってみてください。
どうすれば自動化された事業が生まれるのか、把握できるはずです。
まとめ
一通り語ってきましたが、正社員が副業で結果を出すためには「効率化」が必要ということです。
正社員の仕事時間をいかに捻出し、副業に費やせるか。
副業そのものも効率化し、いかに短い時間で結果が出せるか。
作業や仕事を自動化していくことで、いかに時間を作り出せるか。
そして、作り出した時間で新しいことを考え、どんどん仕掛けていく。
時間に対する意識を、徹底的に管理していく必要があります。
これまで、たくさんの人をメンタリングさせて頂きました。
正社員をしながら副業、起業に励む人は、たくさんいました。
その中で、最もプロジェクトを失敗させる原因は「時間が無い」ということだったのです。
時間がなくて企画したことを出来ない。
時間が足りなくて、次までにすべきことが出来ない。
もし時間を捻出できていたら、もっと高確率で成功にたどり着いていたでしょう。
だからこそ、まずは時間を徹底して効率化することです。
正社員の仕事、副業の仕事、極限まで無駄をなくし、効率化しましょう。
正社員で働く多くの人が、時間への認識がやや希薄なのでは、と感じる瞬間があります。
固定で給料がもらえるということは、時間の価値を忘れさせますからね。
時間は命そのもので、使い方次第で大きく価値が変わります。
ある人が、だらだらと過ごす10分は、誰かが100万円生み出す10分。
— すい@起業教育AI作ってる (@alteaep) 2018年6月11日
正社員が仕事をサボっている5分は、誰かが1000万円生み出す5分なのです。
時間の認識を侮ってはいけません。
そもそも、稼ぐ、ということは効率化なのですから。
効率化して、いかに短時間で多くのお金を稼ぐか。
絶対的に持っておくべき思考です。
特に、正社員で副業するとなればなおさらです。
僕自身、フリーランスになってから、無駄な会議や打ち合わせは徹底的に断りました。
費用対効果が低い仕事も、時間の無駄だと考え、切り捨てていきました。
結果、望む場所にたどり着いているので、きっと間違いではなかったのでしょう。
時間への意識を強めましょう。
一刻一秒を無駄に過ごすことなく、人生の効率化を常に意識しましょう。
それこそが、正社員が副業を成功させる上で、最も意識すべきことです。