ホームページで稼ぐというと、みなさん、何を思い浮かべますか ?
大抵の方が、アフィリエイトやアドセンスをイメージすると思います。
でも、ホームページで稼ぐ方法って、それだけじゃ無いんですよ、というお話。
みなさんにとってのホームページってなんでしょう?
企業のコーポレートサイトかもしれません。
もしかしたら、商品を紹介するランディングページを想像するかもしれません。
それらも、確かに、ホームページの一部です。
しかし、ホームページの本質は、企業サイトやブランドサイトそのものではありません。
ホームページの本質とは、大半の場合「広告」なんです。
いえ、正確に言えば「広告」だった、と言えるでしょう。
なぜなら今は、もう少し進化して「コミュニケーション」になっています。
顧客の悩みを解決する前提で、より良いサービスや商品を知ってもらう。
求めている人に「ここにあるよ!」って伝えてあげる。
よく良さをわかっていない人に「こんなところが良いよ」と伝えてあげる。
そして「分からないところ」を解決してあげる。
ユーザーとコミュニケーションを取るように伝えることで、購入につながります。
求めている人の困っている「穴」を埋めるように伝えるから、稼ぐことができます。
それを勘違いして、一方的な情報発信にしてはなりません。
誰も困っておらず欲しくも無いものを、一方的に発信しても、稼ぐことは出来ないのです。
確かに、一部のカリスマや人たらしであれば、それも可能かもしれません。
いいと自分が言えば、手放しで皆が信じてくれることもあるでしょう。
ただし、大半の人がそうではありません。
凡人であればあるほど、ユーザーについて知る必要があります。
そして、ユーザーを理解した上で、彼らの悩みを解決する必要があります。
ホームページで稼ぐための前提は、ユーザーと共感し、悩みを知ることです。
あなたが何を売ろうとしていようが、これは間違いありません。
さて、こうした最前提を理解して頂いた上で、本題に入っていきます。
ホームページを使って稼ぐには、一体、どうするべきなのか。
僕が、3000万でホームページを売った時に、何をどうしたのか。
体系的に、横断的に、説明していければと思います。
- ホームページは単なる伝える手段。プロダクトが必要。
- 最初は、知り合いの影響を受けてアートイベントを始めた。
- どんなホームページを作ったの?
- 広告を貼ってくれと依頼が来た。
- アーティストとコラボして商品を売るようになった。
- 結果、ある資産家に3000万円で売却した。
ここではフリーランスエンジニアとしてホームページを3000万で売却した手順を記事にして見ました。
実体験なのでとても具体的な方法になってるかと思います。
プログラミングの学習方法やエンジニア転職、フリーランスエンジニアとしての別の角度から書いた記事もあるのでいかに貼っておきます。
フリーランスエンジニア
・フリーランスエンジニアまでの実体験!未経験から高報酬獲得までの方法
・フリーランスエンジニアのなり方とは?起業成功までの実体験をご紹介
・フリーランスの気になる年収。エンジニア転職考えている人必見!
プログラミング 独学に関する記事
・独学でプログラミングを学習する方法|大学生におすすめな理由
エンジニア転職に関する記事
・エンジニア転職考えている人必見!プログラマーの気になる年収
・フリーランスと自営業の違いとは?フリーランスの意味とは何なのか?
>>Python資格の取得をおすすめする4つの理由|種類や難易度、初心者向けの資格について解説!
ホームページは単なる伝える手段。プロダクトが必要。
1つ、明確にしておくことは、ホームページだけでは稼げないということです。
割と、多くの人がホームページで何を売るかが、頭から抜けてるんですね。
その証拠に先にホームページを立ち上げて、何で稼ぐかを後から考える人が、大勢います。
普通に考えれば、何か売りたいものがあるから、ホームページを立ち上げるはずです。
ちなみに、僕たちは商品やサービスのことを総称して、プロダクトと呼びます。
何を売るか、何で稼ぐかが明確でなければ、当然、ホームページの方向性も定まりません。
方向性が定まらなければ、プロダクトに最適化されたホームページは作れません。
まず、ホームページを立ち上げるよりも、何で稼ぐかを決めることが先決です。
プロダクトの作り方自体は、すでに他の記事で紹介しているので、読んでみてください。
さらに深く、確実に知りたければ、ALTEAを参照してみてください。
参照 : 《必須》事業を始める際に、知っておくべき「起業の方法」とは何か。
上記を要約すると、基本的にプロダクトは問題解決です。
誰かの問題を発見して、解決することが、そのままプロダクトになる。
いかに問題を見つけて、解決策を生み出せるかがポイントです。
そのためには、まず興味のある領域を1つ決めます。
対象領域のユーザーを細かく観察、インタビューしてユーザー視点に立てるようにします。
これを共感すると呼ぶのですが、この共感がなければ、先には進めません。
ユーザー視点で物事を考えられるようになったら、問題を見つけます。
問題を見つけたら解決策を見つけ、そしてプロトタイプを作ります。
プロトタイプは、なるべく早く(1日とか)、安く(できれば無料)で作ります。
作ったら、実際にプロトタイプを使ってみて仮説検証と改善を重ねてください。
こうして徐々にプロダクトの形を作り、販売できる形に整えます。
プロダクトが形になったら、価格を設定して、いよいよ販売開始。
ホームページが必要になるのは、ここからです。
何のプロダクトで稼ぐか分からなければ、ホームページの意味もありません。
ホームページそのものが稼ぐのではなく、そこで売れるプロダクトが稼ぐのです。
この最低条件をまずは意識してみましょう。
とは言え、具体的にイメージがつかない方もいらっしゃると思います。
今回はより深くイメージを作るために、僕の実体験をお伝えしていきます。
ぜひ、ホームページで稼ぐための参考にしてみてください。
最初は、知り合いの影響を受けてアートイベントを始めた。
もともと、僕はアートが好きでした。
いや、アートが好きというよりも、むしろアーティストという人種が好きでした。
なので、もっとアーティストの活動を盛り上げたいと思い、イベントを手伝っていたのです。
最初は、ウェブサイトで調べて見つけたアートイベントの手伝いを開始。
どのように運営しているのかを学びました。
そして1年ほど手伝った後、仲間を集めて自分のイベントを立ち上げたのです。
結果、地道に活動していたら、ある程度盛り上がるようになりました。
内容としては、アーティストが集まり、ポートフォリオを持って交流するものです。
音楽演奏も挟んだりしながら、ユーザーを楽しませる演目もありました。
クラブが好きだったので、クラブイベントも合体し、DJやVJも組み合わせました。
こうして生まれたのは、自由で、活発な交流のある、楽しい空間でした。
集客はどうやったのかと言えば、すべてSNSです。
コミュニティを作り、掲示板に書き込んで宣伝し、人を集めました。
もちろん、最初は知り合いに声をかけたりもしたのですが、ほぼWEB集客です。
当時はホームページも大したものはありませんでした。
しっかり紹介用のページを作ったのは、しばらく立ってからです。
案外、SNSとブログだけでなんとかなるものなんです。
回数を重ねるうちに、徐々にコミュニティに人数が増えていきました。
少しずつイベント用の貯金も増え、予算が取れる状況にもなりました。
で、どこがホームページで稼ぐなの?という本題ですが、ここからです。
ある時、集まったアーティストさんを紹介するホームページを作ろうと企画したのです。
先程お話させて頂いたプロダクト誕生の瞬間です。
僕たちのプロダクトは、活動を宣伝したいアーティストを紹介すること。
そして、アーティストの作品や活動を楽しめる人とのマッチングです。
予算も少し増えてきたことだし、お金を払ってコンテンツも作り出せる。
ビデオカメラやカメラを買って、イベント用の発信ができる。
機材を揃え、少しずつアーティスト紹介ホームページを作りはじめたのです。
ここからが、ホームページで稼ぐ、流れの始まりでした。
少し言い方が悪いですが、オブラートに包まなければそういうことです。
最も、当時は、ホームページで稼ごう、なんて一つも思っていませんでした。
僕たちが考えていたのは、ただ、頑張っているアーティストを発信したいということ。
彼らの活動を純粋に支援していきたい。
そのために僕たちのできることが、ホームページによる機会の提供。
稼ぐことなんて、正直、微塵も頭にありませんでした。
だからこそ、アーティストに支持してもらえたのかもしれません。
アーティストは、少しでもビジネス臭がすれば、嫌がる人も大勢います。
そういった稼ごうという気持ちがなかったから、たくさんの人が協力してくれたのでしょう。
稼ぎたい、稼ぐ、という気持ちは時に、人の協力の邪魔になりますからね。
どんなホームページを作ったの?
作ったホームページは最初、単純なものです。
アーティストにインタビューして動画を作りました。
動画の作成は、知り合いの美大生に手伝ってもらいました。
当然最初は稼ぐことも考えていませんでしたし、稼いでもいません。
アドセンスは一応貼っていましたが、収入は限りなくゼロです。
アフィリエイトもせず、ひたすらアーティストの紹介に終始しました。
ただ、アクセスを集めなければ宣伝にもなりません。
どうアクセスを集めるべきか試行錯誤しながら作っていきました。
すると、徐々にアクセスが集まり始めたのです。
というより、この仕組で集まらないはずは無いのです。
イベントを開催する度に、新しく50人〜100人近く、ホームページを知ってくれる人が増えます。
イベントを開催する度に、当然、参加者は皆さんホームページに足を運びます。
イベントを開催する度に、新しいアーティストさんがホームページに増えていきます。
結果、アーティストのファンの人が、検索をかけてホームページにたどり着きます。
誰か一人が雑誌等に出れば、その分アクセスも跳ね上がります。
各アーティストさんが持っているブログから、お願いしなくてもリンクが貼られます。
結果的に、どんどんサイトの信頼感は高まりSEOも上がります。
まさに、オフラインとオンラインが良い組み合わせでループしたのです。
この方法は、おそらく他のジャンルにも使えるのでは無いでしょうか。
何も、アーティストだけに適応できるサイクルではありません。
ようするにレビューなので、誰かを紹介する形なら、どのジャンルでも可能です。
こうして、瞬く間にホームページで稼ぐ体制が出来ていきました。
開始1ヶ月で1万PVを越えていましたし、ユーザーも何千人と増えたのです。
反応があると、どんどんワクワクしてきます。
作るコンテンツにも気合が入り、徐々に質も上がっていきました。
こうなると、後は質をあげながら運用していくのみです。
アドセンスの収益も徐々に増え、少しずつ稼げるようになってきました。
広告を貼ってくれと依頼が来た。
徐々にアクセスが増えてくると、企業の目にも止まるようになってきます。
クリエイターやアーティストに関連のある企業から、広告の出向依頼が来たのです。
実は、たかだか1万PV程度のころから依頼は来はじめていました。
さすがに、最初は大して効果を見込めないので、値段としては数千円からスタートです。
しかし、アクセス数は上がっていくので「値上げ」があることを前提としています。
コンテンツを積み重ねるごとに、思ったとおりアクセスは上がっていきます。
徐々に企業からの依頼も増え、ホームページで稼ぐ循環が出来上がってきました。
さらに、オフラインのイベントでのコラボ企画の依頼も来ました。
音楽レーベルとのコラボレーション企画です。
こうした企画を一緒に行うことで、さらに予算を獲得できるようになりました。
最初、好きで始めたイベントが、徐々に事業化していったのです。
稼ぐ、というより事業化と言ったほうがいいかもしれません。
運営スタッフは3人程度だったので、当時のスタッフに分配します。
イベントだけでなく、徐々にホームページだけで稼げるようにもなっていました。
しかし、大事なのは、稼いだお金の使いみちです。
僕は当時、あまり稼ぐことに興味がなかったので、アーティストに還元しました。
イベントをより充実させたり、作品を作ってもらう費用に転換したり。
パフォーマンスをしてもらう場合は出演料も出せました。
今考えると、結果的に稼いだお金の使い道としては的確だったのでしょう。
拡大と内容の充実に注力した結果、さらにホームページで稼ぐ金額は増えました。
イベントの収益、広告料、コラボ企画の予算、収益源も多角化していきます。
アーティストとコラボして商品を売るようになった。
最終的に、アーティストとイベントでコラボ商品を作るようになりました。
コラボアートとして作成し、会場で売るようにもなりました。
後は、売れた金額のパーセンテージで還元してもらうだけです。
もちろん、ホームページ上でも販売しました。
ハンドメイドの小物やアクセサリーを、世界に一点ものの商品として売りはじめたのです。
こうした商品は、今やメルカリで自由に売買できるようになりましたよね。
このように、ホームページで稼ぐとは、決してアフィリエイトやアドセンスだけではありません。
1つのイベントや企画、プロダクトを、拡散する媒体となることで、稼ぐことができるのです。
いざホームページで稼ぐとなると、なぜかアフィリエイトやアドセンスに終始しがちです。
しかし、少し視野を広げると、ホームページをいかに「使うか」の思考になります。
自分の持つプロダクトを、どうやってホームページで拡散するか。
そして、ユーザーを集め、どのようにして稼ぎにつなげていくのか。
ホームページで稼ぐ場合は、自分の得意を活かして拡張できれば早いのです。
当時、僕はイベントの主催が得意だったのでイベントをホームページで拡張しました。
アクセサリーを作ることが好きな人は、ホームページで小物を売る活動を拡張すればいいのです。
アクセサリー関連のイベントを自宅で開催して、ホームページでコンテンツにすれば良いです。
ようするに、コンテンツがあればホームページは様々な色に染まることができます。
早めにホームページで稼ぎたければ、ホームページを軸に総合的に稼ぐ意識を持てば早いのです。
にも関わらず、多くの人はホームページで稼ぐとなると視野が狭まります。
ホームページでブログを書き続けることだけが目的となります。
それでは、数多くの競合に勝ち続けなければなりません。
大事なのは、ホームページを通じて、自分のブランドを築きあげることです。
少しでも多角的にコンテンツの魅力を上げていくことで、記事だけじゃない魅力を作ることです。
そうすれば、もっと早くあなたのホームページは稼げるようになるでしょう。
大切なのは、自分独自のブランド、そしてプロダクトがそこにあること、なのです。
結果、ある資産家に3000万円で売却した。
面白いのは、ここからでした。
イベント自体は運営に疲れて活動休止になりました。
しかし、変わらずホームページの運営は続けました。
アーティストを取材し、広告を回し、コンテンツを作る。
そして、売上を出すことでアーティストにも還元する。
すでに、イベントなしで、ホームページだけでも上手く稼働するようになったのです。
しばらくして、他の事業も色々手をつけはじめたころ。
ある資産家の人と出会いました。
そしてホームページのことを話すと「欲しい」と言ってくれたのです。
しかも、提示された額は3000万円。
少しずつ他の事業に打ち込んでいた僕は、売ることにしました。
モチベーションが下がっていた問題と、新しい事業がやりたかったからです。
この時に手に入れたお金を使って、別の事業を立ち上げたのです。
運営を始めて、5年目のことでした。
こうして、無事、大きな事業資金を得ることが出来たのです。
でも、今考えると、もっと高値で売れたのかもしれません。
前回のブログでも書いたのですが、中には6億でサイトを売却した人もいます。
牽引力のあるホームページを作り出せば、大手企業も放っては置かない時代なのです。
例え、それが個人であっても、問題ありません。
ホームページで稼ぐとは、それだけの価値をホームページに持たせるということです。
誰かが何千万、何億円出しても欲しいと言うような価値のあるホームページを作りましょう。
何も、アフィリエイトやアドセンスだけを指すわけではありません。
ホームページ自体の使い方は、限りなく自由なのです。
イベントでも、なんでもやって質の高いコンテンツを作りましょう。
YoutubeでもtwitterでもFacebookでもLINEでも、Instagramでも。
あらゆる方法を使って、ホームページのブランド価値を高めましょう。
魅力的な商品やサービスを作って、ユーザーに楽しんでもらいましょう。
そうして勝ち得た評価こそが、そのままホームページの稼ぎに繋がります。
今は、本当に素晴らしい時代になりました。
最高のホームページを作れば、何千万、何億という値段がつきます。
今回のようなホームページで稼ぐ方法は、誰もができることです。
行動力と、ユーザーを思う気持ちがあれば、ホームページに価値を付与できます。
誰かの問題を解決してみてください。
そして、それに適した活動を始め、そこにホームページを使ってみてください。
上手く噛み合えばさえ、徐々に稼ぐホームページが出来上がって来るはずです。
そして、何より大事なのは、稼いだら社会に還元することです。
持てる者の義務を果たしてください。
困っている人を助け、世の中を幸せにするような方向に、得た力を使ってください。
これから出てくる、若い事業に、どんどん投資してあげてください。
たくさんの人が、成功した人の助けを待っているはずです。
きっと、与えた分は、また大きな価値となってあなたに返ってくるでしょう。
より、実践的でかつ具体的な方法に関してはALTEAを参照してみてください。
あなたにあった、起業プランを提案、学習、および実践が可能です。
今回、具体的な流れを紹介しましたが、もちろん、この情報だけで達成は無理です。
もっと詳細な人の集客の仕方、マネタイズの方法、拡散方法。
細かいステップについて知り、実践していく必要があります。
ALTEAを活用することで、深く理解できるはずです。
ちなみに、これは僕が成し遂げたプロジェクトの1つです。
ほかも、改めて紹介します。