会社はすぐに辞められないけど、少しずつ副業を始めたい。
もし出来るなら、副業を大きくして独立したい。
時間が無いから週末だけでなんとか収益化していきたい。
そういった方がほとんどなのでは無いでしょうか。
実際、私たちがメンタリングさせて頂いている方々も、稼働のほとんどは平日夜か週末です。
昼間から堂々と副業が出来る会社員の方は、まずいらっしゃらないと思います。
だからこそ、限られた週末の時間で最大の成果を出すための方法が必要になります。
案外、週末、もしくは平日の限られた条件だからこそ、副業で成果を挙げられるものです。
出来る人は時間が無くても出来ますし、出来ない人は時間があっても出来ません。
まずは、自分が週末だけでも成し遂げられる人だと信じきりましょう。
組織に頼らず生きていきたい。
会社に依存することなく、生活出来るようになりたい。
自分だからこそ出来る仕事がしたい。
時間にも場所にも左右されず、生きていけるようになりたい。
そんな願望を叶えるためには、いつでもどこでも副業を作り出せる実力を付けるのが一番です。
今日は、週末の限られた時間で副業の収益を最大化するステップをお伝えします。
実践を積み重ねれば、収益化はもちろん、独立も可能になるはずです。
まずは週末副業だからと侮らず、全力で取り組んでいきましょう。
- 今回取り扱う大前提としての副業
- 週末副業 ステップ1. 自分や誰かが困ったことを見つける
- 週末副業 ステップ2. 困ったことを解決するアイディアを作る
- 週末副業 ステップ3. 簡単に作ってみる
- 週末副業 ステップ4. 試して改善を繰り返そう。
- まとめ
今回取り扱う大前提としての副業
ところで、皆さんは週末副業と聞くと、何をイメージされますか?
コンビニでバイトしたり、クラウドソーシングで安い仕事を請け負ったりすることでしょうか。
確かにそれも週末副業なのですが、それでは生活できるようになるには至難の業です。
出来たとしても会社員時代よりも過酷になるのは、目にみえています。
時間ばかり取られて、収入はごく僅か。
働いても働いても、大したお金にならず、やる気ばかりが削がれていく。
そんな生活をするために、皆さんは週末副業を望んだわけではないはずです。
成し遂げたいビジョンや仕事に取り組めないのであれば、独立の意味がありません。
まず、ここでの週末副業には定義を2つ、持たせたいと思います。
1つが、受託ではなく、自分自身で仕事を作り出すこと。
安い価格で使われるような存在にならない、ということです。
仕事を与えてもらうのではなく、作り出す側になりましょう。
格差は、どちらの側に立つかで生まれます。
2つめが、社会にとって有意義な副業であるということです。
社会にある問題を解決し、価値を提供し、よりよい世界を実現する。
副業を含め、事業とは本来そういうものだからです。
例えば転売のように、知識格差を利用して稼ぐなんて言語道断。
誰でも買えるチケットを早い段階で買い占めて、あとで高く売る、など。
社会にとって100害あって一利無しです。
やるなら、転売ではなく「どこで買えば安く買えるか教える人」になるべきです。
その上で収益化を実現させることを考えましょう。
社会にとって害にしかならない週末副業は排除します。
常に、社会にとって、顧客にとって価値を提供することを考えましょう。
その上で週末副業とは何かと考えると、軸にすべきは、社会に存在する問題の解決です。
みんなが困っていることを見つけ、解決してあげることで収益化する。
事業作りの基本中の基本に徹するということです。
週末副業でそんなことが可能なの?と疑問に思う方もいらしゃるかもしれません。
むしろ、限られた時間とリソースだからこそ、可能なのです。
時間もリソースも無いからこそ、効率的なアプローチが生まれます。
今回は、こうした定義の元に週末副業を収益化する4つのステップをお伝えしていきます。
週末副業ステップ1. 自分や誰かが困ったことを見つける
日々、生活していると、何か困ったことと出会うはずです。
もっと便利になって欲しいことや、問題だと思うこと。
具体的に変わって欲しいことを探しましょう。
週末、副業を始めるとなると、皆「焦りがち」になります。
さて、何をしようと考え始め、安易な商売に手を出してしまいます。
例えば、クラウドソーシングで格安の仕事を請け負ってしまったり。
安いアルバイトを週末にはじめてしまったり。
こうなると、ひたすら消耗するだけです。
週末副業が、通常の仕事よりも割に合わない仕事なら、辞めましょう。
せっかく、会社のように時間や報酬に縛られない働き方をするチャンスです。
無駄に安い週末アルバイトをするくらいなら、地道に自分の仕事を作り上げるべきです。
だからこそ、焦らずに、じっくり具体的に問題だと思うことを見つけましょう。
誰かが困っていることであれば、さらに最適かもしれません。
他の記事で何度もお話させて頂きましたが、事業とは問題解決です。
困っている誰かを助けてあげて、代わりに報酬をもらうこと。
これは、週末副業であっても一緒です。
何か、みんなが困っていることが見つかれば、その解決が週末副業になります。
問題や困っていることを探すだけなら、週末じゃなくても出来ますね。
平日から常に視野を広げ、注意して見ていれば、何か見つかるはずです。
見つかるまで、安易に他の仕事に手を出すべきではありません。
まず、週末の副業で成果を出すために、じっくりと観察しましょう。
とは言え、すぐに問題を見つけられない人もいるかもしれません。
やむおえず、企業から仕事を委託される側になることもあります。
その場合でも、やるべき仕事を選ぶ必要があります。
貧困の連鎖は、その場しのぎで割に合わない仕事で消耗してしまうことから始まります。
もし、自分で仕事を作るのではなく、作業者になる場合。
アルバイトのように誰かの事業を手伝う形で稼ぎたい場合。
まずは専門技術を身につけることから始めましょう。
ライティング、ウェブ開発、アプリ開発、デザイン。
使い捨てのような金額で雑務的な仕事をやらされることも無くなります。
実績がつけば、交渉力も身につくでしょう。
大切なのは、週末副業として、安易にすぐ始められるアルバイトに走らないこと。
「誰でもできるような週末副業」に取り掛かってしまわないこと。
使い捨てのような人材のポジションに入り込まないこと。
一度入り込んだが最後、スキルを身につける時間もお金も無く、消耗する日々が始まります。
少し時間とお金を投資して、事業、または自分の独自性を作り出してみてください。
週末副業ステップ2. 困ったことを解決するアイディアを作る
日常生活の中で、困ったことを見つけることが出来たら、今度は解決策です。
みんな、もしくは自分が困っていることを、どうやったら解決できるでしょう。
問題や困っていることへの解決策が、そのまま週末の副業になります。
この時に大切なのが、1つの問題に対して、沢山の解決策を考えることです。
最低でも5つ以上、考えてみてください。
1つの問題に対する解決策は、決して1つではありません。
何通りも、問題を解決する方法は存在します。
なぜ、沢山の、解決策を考え出す必要があるか、理由は2つあります。
まず、1つめの理由としては、最初のアイディアでうまくいくことは稀だから。
大抵の場合、1つの解決策でそのまま成功することはありません。
皆にとって、手段が受け入れづらかったり、何かそのサービスを使う弊害があったり。
結局、週末副業として上手く行かなかった時に、別の手段をすぐに試せるようにすべきです。
2つめの理由は、量を考えると、もっと良いアイディアが出るからです。
パッと思いついたアイディアが優れていることも、確かにあります。
しかし、大抵の場合はアイディアは出せば出すほど深まっていきます。
ネタが付きてきたと思った時に限って、面白い解決策が生まれたりもします。
だからこそ、まずはたくさん、解決策を考えてみましょう。
また、解決アイディアは、文字ではなく絵で書いてみましょう。
もちろん、下手でも構いません。
上手な絵を期待するのではなく、具体的にイメージできることが大切です。
それが、どんな解決策になるのか。
どんな週末副業として、提供されるのか。
文字よりも、絵の方が、明確にイメージすることが可能になります。
ここまで来たら、少しずつ、週末副業の形が想像できるはずです。
どんな副業を週末、どのように提供していくのか。
何についての週末副業を、自分が提供すれば良いのか。
週末、自分が提供すべき週末副業が、少しずつ見えて来たのではないでしょうか。
週末副業ステップ3. 簡単に作ってみる
一通り、週末副業の形が見えて来たら、今度は実際に作ってみましょう。
サービスの内容を設計し、ブログや簡易的なウェブサイトを立ち上げてみてください。
今はウェブサイトを簡単に作り出せるサービスは山ほどあります。
ブログサービスも、たくさんありますので、出来ないことはありません。
ウェブ上で発信する場を作って、自分のサービスの紹介と申込みを促すだけです。
パソコンやインターネッとが苦手な人も、この機会に勉強しましょう。
ここで大切なのは、作り込みすぎないということです。
どうも、いざサービスを作るとなると「完璧で無ければならない」と思いがちです。
また出せない、まだ出せないと作り込んでいるうちに、時間が経過しています。
そうやって、機会を逃してしまうのです。
最初から完璧を目指すのは、よほどの天才で無い限り、愚かです。
天才であれば、たしかに、一発でゴールを探り当てられるかもしれません。
しかし、世界にいる99%以上の確立で、一発で当てることは無理です。
売れるかどうかも分からないサービスを、作り込む必要はありません。
作り込み、というのは全ての過程において徐々に作り込んでいくものです。
最初から完全を目指して、リリースが遅れることほど失敗を導くことはありません。
成果へ繋げるのは、早くリリースして反応を見ながら改善を繰り返すことです。
結局、仮説検証と改善で週末副業の形は変わっていきます。
特に、週末副業となれば、それほど多くの時間をかけてはいられません。
なるべく最短距離で、成果へ結びつけていく必要があります。
だからこそ、顧客の反応も分からないうちに無駄な作り込みは辞めましょう。
時間を消費している場合では無いのです。
どうせ、自分の想像で作り込んだところで、不要なこだわりであることが大半です。
まず、考えた週末副業をスタートさせてみましょう。
ウェブサイトやブログを使って、積極的に発信していきましょう。
その結果がどうなったかを見て、徐々に仮説検証を深めていくべきです。
改善を繰り返した結果、どんどん週末副業のクオリティが上がっていくものなのです。
最初の週末副業リリースまでに、時間をかけてはいけません。
出来るだけ短時間で、予算をかけずに作り上げてリリースしてください。
もし自分の考えた週末副業が、規模が大きすぎるものであれば、規模を縮小しましょう。
例えば、アプリでスキルを持つ人々をマッチングするサービスを思いついたとします。
でも、アプリを作るのはコストもかかりますね。
まずは手動で行ってみて下さい。
手動でスキルを持つ人を集め、つなぎ合わせてみるのです。
充分にサービスのニーズの有無は検証できるでしょう。
どんなサービスでも、規模を縮小して考えることは出来ます。
ようは、サービスが売れるという現象が確認できればよいのです。
本質がブレていなければ、どんな形であれば、求められるはずです。
週末副業ステップ4. 試して改善を繰り返そう。
さあ、いよいよ週末副業の形が出来てきました。
しかし、まだ始まりにしかすぎません。
本当に努力すべきはここからです。
今までの過程は「3日」時間を費やせば、出来てしまうことでしょう。
慣れてくると、それこそ1日程度でここまで到達することもあります。
公開したウェブやブログで情報を発信して、反応を得られたでしょうか。
もし反応か無ければ、サービスに魅力が無いか、そもそも見ていないかどちらかです。
アクセス計測ツールで誰かがアクセスしてくれているか、確認しましょう。
アクセスが無ければ、まずすべきは、人に見てもらうよう宣伝することです。
なお、宣伝の仕方や人の集め方についてはALTEAで公開しています。
どうやって実績ゼロのサービスに人を集めるか、学んで実践してみてください。
具体的な経験を元に、集客する方法を詳しく解説しています。
集客も出来ていて、それでも顧客が来ない場合は、なぜ来ないのかを考えましょう。
直接、ユーザーに近い人に聞いてみたり、実際に使ってもらって感想をもらったり。
どう改善すべきかユーザーに直接聞いてみても良いかもしれません。
少しずつ、サービスの内容や見せ方を調整し、反応を向上させていきます。
仮説を立て、検証し、改善を繰り返す過程が、週末副業を成長させて行きます。
こうして、徐々に顧客を獲得できるようになってきたら、こっちのものです。
後はひたすら同じように改善を繰り返し、週末副業の質をあげていきましょう。
どれくらいの人に満足してもらえるか、そして継続してもらえるか。
大切なのは、満足度、そして継続率です。
拡大を焦り、一気に広げる必要はありません。
しっかり顧客に満足してもらえることを確認しながら、拡大していきましょう。
週末副業であっても、しっかりと過程を踏めば、価値のある週末副業を生み出せます。
着実に積み重ね、素早く集中して動けばさえ、膨大な時間は不要です。
平日の夜や週末の時間を駆使して、一歩ずつ歩みを進めていきましょう。
諦めずに積み重ねていけば、週末副業は誰もが立ち上げることが出来ます。
>>Python資格の取得をおすすめする4つの理由|種類や難易度、初心者向けの資格について解説!
まとめ
週末副業と言うと、皆さんは何を思い浮かべますか?
大抵の人がクラウドソーシングやアフィリエイトを想定するのではないでしょうか。
もしくは、軽度のアルバイトや、知り合いの事業の手伝いなどでしょうか。
しかし、下請けのような仕事はそもそも割に合いません。
アフィリエイトも成果を出すために、膨大な時間を必要とします。
週末副業として成果を出していくには、少し見合わないところもあるようです。
また、冒頭でもお話しましたが、転売などは、よほど独自性が無い限り、害悪です。
誰も幸せにできない商売をしていては、堂々と胸を張れません。
もはや、週末副業以前の問題でアウトです。
こうした状況の中で、もっとも高速で成果を出せるのは実は自分で週末副業を作ることです。
週末副業自体が事業として盛り上がってくれば、独立だって出来ます。
会社や組織に縛られない生活も、決して夢ではありません。
ゼロから事業を作るとなると「会社を辞める」道を想定する人もいるでしょう。
今の時代、わざわざ会社を辞めることなど無くても、事業は出来ます。
週末副業として、サイドビジネスとして、自分の事業を作ってみてください。
誰にも縛られず、時間にも場所にも囚われない、自分だけの事業。
ぜひ、週末副業として作りはじめてみてください。
一度作れる様になってしまえば、後は何度だって作ることもできます。
想像してみてください。
世界のどこにいても、パソコン1台あれば事業を作り出せる自分を。
思いついたら即座に副業として事業を始め、収益化していける自分を。
人間にとって、本当の自由とは、いつでも事業を作り出せることです。
時間も場所も関係なく、自分の仕組みを構築できることです。
本質的な自由は、自分で事業を作れるようにならなければ訪れません。
いつも、時代や、タイミングや、環境に縛られることになります。
自分で副業を作れなければ、いつも誰かの力に依存して生きるしかありません。
流行っているものやトレンドに追い掛け回され、好きでもないものを売る。
そんな仕事を、永遠としていきたいでしょうか?
ぜひ、週末副業からでも自分で事業を作れるようになってみてください。
何度も挑戦を繰り返すうちに、週末でも副業を作ってしまえる自分と出会えます。
過去を見返すと、なぜ副業の1つも作れなかったのなだろうと不思議に思うはずです。
平日の夜や週末という時間には、大きな可能性が眠っています。
あなたの人生を次のレベルに進めるために、有効活用していきましょう。