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フリーランスエンジニアになるまでの準備すべき4つのこと

全て|2018年05月19日

2018年05月19日
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起業準備というと、まず思い当たるのが、起業の手続きです。
本当は、例にならって手続き系を書こうとしたのですが、他の方も散々書いているので。
僕が改めて手続き等の準備を書いたところで、大差ない記事になるので、やめます。笑

では、改めて起業前に準備すべきことについてです。
今回は、独立起業直後から収益化するためにすべき準備についてお話します。

さて起業しよう!となった時、いきなり無収入の人も大勢いらっしゃいますね。
僕の知っている方に、1年も収入ゼロだったと語る人もいます。
それだけ収入が途絶えても、持ちこたえられるくらい体力がある方ならいいですが。
ほとんどの方が、1年なんて持ちこたえられません。

ただ、現実、起業してもなかなか収入を得られない方が大勢いるのも事実です。
ギリギリ持ちこたえて、軌道に乗せる方もいますし、そのまま会社に戻る方もいます。
独立起業後、スムーズに進むことは思ったよりも難しいようです。

ところが、中には起業していきなり収入が桁外れに上がる方もいます。
実際、僕自身も幸運なことに、独立して年収が3倍以上になりました。
調子が良い時は、会社員時代に比べ4倍にもなります。
以来、好きな時に稼げるようになりました。

では、一体なぜ、独立起業後に、こうまで差が出て来るのでしょうか。
何が一体、天国と地獄を分けているのでしょう。
学歴でも才能でないことは確かです。

実は、スタートダッシュにおけるすべてのヒントは「準備段階」にあります。
何でも、準備もせずに飛び込むと、先が見えませんよね。
起業に準備はいらない!とにかくやれ!的な話もありますが、そうではありません。
的確に準備を整えている方は、やはり成果を出しています。

目隠しされて、前も見えなければ、まともに道も歩けません。
すべきことが分かっているからこそ、自信を持って踏み出すことが出来るのです。
今回は、起業の前にしておくべき準備について、お話させて頂きます。
独立起業を目指している方は、ぜひ目を通して見て下さい。

準備その1.独立起業までの設計図を作ろう

memo

いきなり無一文になる人は、大体、人生の地図を持っていません。
なんとなく勢いで起業して、ただの無職と化します。
当然ながら、起業準備もほとんどすることはありません。

世の中に目を向ければ、やればなんとかなる、という事例もたくさんあります。
確かに、準備不要で飛び込んで、成功したケースは多々あります。
しかし、なんとかなると思ったけれど、なんとかならなかったケースも膨大なのです。
確実性を求めたければ、計画を作り、着実に実現していきましょう。

「やればなんとかなる」と言っている人は、実は準備していたりします。
どう生きればいいか理解した上で、独立起業していることが多いのです。
彼らの口にする「なんとかなる」は、

「僕はスキルがあるし、仕事も見えてる。なんとかなる」

という意味の、なんとかなるだったりします。
これまでの人生で準備を重ねていた人が、やっと独立起業しただけの話です。
確かに起業は勢いかもしれませんが、積み重ねたものがあるのに勢いとは言い切れません。
ある意味周到に、何年もかけて準備してきた状況と一緒です。

そういうわけで、いきなり結果を出す人は、実は準備を怠っていません。
独立起業できる土台を作り、しっかり準備した上でスタートしています。
だからこそ、独立起業するまで、どう生きるかを描いておくべきです。

僕の場合は、まず世界中で働けるスキルセットを得ようとしました。
結果的に選んだのが、WEB開発スキルです。
WEBを作れるようになれば、世界中どこでも働けると思ったのです。
事実、その通りでした。

ただ、実績も技術も無いうちは、まともな会社は雇ってくれません。
入社しても、当然ながら即戦力になんてなれないからです。
しかも、技術職となると、仕事が出来る人だから出来るものでもありません。
頭の回転が良く、気配りが出来ても、作れなければ戦力にならないでしょう。

そこで、僕は胡散臭いSEO会社にアルバイトとして入ることで業界に踏み込みました。
胡散臭い仕事をしながら、少しずつWEBを学んだのです。
ある程度働いた経験を武器にして、まともな制作会社に入りました。
そこから、キャリアがスタートしました。

後は、転職を繰り返し、必要な技術を習得しながら人脈も増やします。
結果、独立した一発目から、仕事を大量にもらうことが出来ました。
むしろ、一刻も早く独立してくれと言われ続けている状況でした。

にも関わらず、未だに僕は「勢いで独立した」とお話しています。
確かに独立そのものは勢いだったのですが、状況は整っていました。
勢いの意味が「準備完了したので、恐怖を捨てて踏み込もう!」の勢いです。
まったく何も無い状態だったわけではありません。

なので、設計図を描きましょう。
自分が何で独立したいのか。
それまでに、どんなステップを踏めばいいのか。
どんなスキルセットを身につけて、何が必要なのか。
独立をいつする予定で、それまでに状況を整えられるか。
道筋が決まったら、後は着実に実行していくだけです。

もし、自分で道筋を決められない方は、ALTEAを使ってみてください。
あなたの条件にあわせて、起業実行プランを設計してくれます。
提案されたプランを実行しながら、自分の未来について考えてみてください。

>>キャリア形成について必要な考え方と構築について|これから求められる5つのスキルとは?

準備その2. 副業として事業を作り始めよう

メモ

どんなスキルを得て、どんな独立起業するのか。
道筋を描いたら、着実にステップを踏んで行きましょう。
地図の通りに準備が進まないかもしれません。
しかし、状況に合わせて調整しながら前に進んでみてください。

独立するためには、会社と平行して自分の事業を作る必要があります。
何も事業が出来ていない状態で独立する必要はありません。
今の時代は、副業が推薦される社会です。
会社の仕事と平行して、副業も組み立てやすくなっているはずです。

少しずつ、自分の事業を盛り上げていきましょう。
もし受託形式の仕事であれば、クライアントを見つけたり。
自分発信の事業で何かを売るのだとしたら、売り続けられる仕組みを作ったり。
実際に事業を作っていくことこそ、独立起業の最大の準備になります。

準備とは、つまり実践です。
会社という安定収入がありながら、平行して事業を作る。
その活動こそ、起業の準備と言えます。

決して、実績を整えたり、充分にスキルを成長させたり、ということではないのです。
起業準備というと、スキルや実績を蓄える修行的なことが思い浮かぶかもしれません。
そういった準備ではなくて、実際に事業を進めはじめることです。
未熟でも実績が無くても、とにかく事業を作り始める。
形にしていくことこそ、最大の準備と言えるでしょう。

副業として準備を整えて、独立した時にはもう事業として収益化している。
こうした独立起業の仕方ができやすくなっているのが今の社会です。
思う存分、会社に守られながら自分の挑戦をはじめてください。

正直、一昔前までは、こうした準備の仕方も大変でした。
自分で事業を作っていたら、ウェブサイト見つけられて呼び出されたり。
今も、波に乗り遅れがちな起業ほど、そうした傾向があるかもしれません。

実際、僕自身も隠れるようにひっそり準備を進めたものです。
今となっては、もう懐かしい思い出ですね。

むしろ、独立起業を考えているなら、副業NGな企業に就職してはいけません。
副業も起業も思いっきりやれるような企業に習得すべきです。
そういった道筋も含めて、前述の設計図に描いて置くとよいですね。

>>Python資格の取得をおすすめする4つの理由|種類や難易度、初心者向けの資格について解説!

準備その3. 会社と平行して安定的に収益を得よう

money

安定的、ということがポイントです。
準備の段階で、すでに安定した収益化が少額でも出来ているべきです。
その状況を作り出すことが、最もすべき最大の準備と言えるでしょう。
独立起業後に、収入源が無くなると、一気に精神不安に陥ります。

最初は、やる気も満ち溢れていて、心も安定しているでしょう。
しかし、どんどん貯金が減っていくと、想像以上に不安になります。
一方的に貯金が減る不安は、想像以上にダメージになります。
絶対に、副業で収入源を準備してから独立起業しましょう。

ただ、心が割と強靭な人は別です。
追い込まれれば、追い込まれただけ、創造性を発揮するケースもあるのです。
例えば、スタートアップが資金調達をする時、調達しすぎてはいけないと言われます。
なぜかと言うと、資金があると平凡なアイディアしか生まなくなるからです。

人間は、限られた条件の中だからこそ、創造的な方法で状況を突破する生き物です。

例えば500円で椅子を作れと言われたら、どうするでしょう。
限られた素材を上手に使い、実用に絶えられる椅子を作ろうとするはずです。
その過程で、新しい椅子の作り方や手法が生まれていくのです。

逆に、予算はいくらでも良いから良い椅子を作れと言われたらどうしますか?
良い素材を使って、ただただ座り心地の良いだけの椅子になるでしょう。
そこには、何の革新性も生まれず、高額の良い椅子があるだけです。
さて、最終的には前者と後者、どちらが多く収益化されるでしょうか。

殆どの場合、安く椅子を作り出せる手法を開発した前者の方が勝ちます。
原価を極限まで落とした手法で、手軽な椅子を大量に売るでしょう。
なにより、その手法自体が特許を取り、業界に革命を起こすようになります。
言ってみれば、限られた状況とは、創造性溢れる結果を生み出すのです。

だからこそ、安定的な収入の準備無しで、独立起業に飛び込む手もあります。
極限まで限られた状況で、革新的な何かが生まれるかもしれません。
ただし、自分がそうした追い込まれ方に、ワクワクしないなら、やめるべきです。
しっかりと副業として収入源を準備した上で独立起業しましょう。

安定した収入源の準備とは、安定的に商品やサービスが売れる状況です。
サービスであれば、クライアントが複数社見つかっていたり。
すでに何度も依頼され、継続的に売上になっていたり。
自分の作った商品が、売れ続けている状態であったり。
何かしら仕掛けた事業が、ある程度収益を継続している状態です。

そこまで確信が持てるまでは、副業で独立起業の準備を続けることをオススメします。
僕自身は心がそこまで強い方ではないので、確信を持ってから独立しました。

>>イチから始めるPythonの効率的な学習方法と学習の流れについて解説!

準備その4. 独立起業後、さらに先の未来を準備しよう

business

安定的な収益を持って独立出来たとしても、勝負はここからです。
ようやく、スタートラインに立ったにすぎません。
後はどれだけ事業を継続、または大きくするために準備する必要があります。
大きくするという野心が無かったとしても、維持する準備は必要です。

では、独立起業後に向けた準備が何かと言えば、改めて未来を設計することです。
独立起業したら、どう動いていくか。
どのように活動を続け、仕事を展開していくか。
行き先を見失った瞬間に、一気に前進していく指針が消滅します。
そうなれば、ひたすら消耗戦になるでしょう。

延々と同じ仕事をし続ける中で、辛くなってくるのです。
例えば受託仕事をしていると、実際、あまり正社員と変わらなかったり。
家から出ずに仕事をする環境自体、辛くなってきたり。
案外変化の無い日常に、これでいいのかと自問自答し始めたり。
固定給ではないことに、疲れを感じはじめたり。

こうした現象は、行き先が見えていないと徐々に心を蝕みます。

また、心だけじゃなく現実的に、収入源を失う可能性もあります。
取引先が倒産したり。
テクノロジーで市場が激変して、一気に仕事が変わったり。
単純にミスをして、切られてしまったり。
地震や災害が起きて、仕事を中断せざるをえなかったり。
自分が病気になって、仕事が継続できなくなったり。

独立起業したらしたで、今度はたくさんの問題と向き合うこともあります。
そんな中、これからどうする?という指針が無ければ瞬く間に迷ってしまうでしょう。
常に未来の設計図を思い描き、歩んでいく準備が大切です。

しかし、設計図と言っても、確定されたものではありません。
常に状況によって変化もしますし、どんどん書き換えられていく設計図です。
常に未来のための準備には、柔軟性があるべきなのです。
特に今の社会は、目の前の市場がどう動くか予想がつきません。
1年の間に、突然、市場が一変する時だってあるでしょう。
だからこそ、常に未来への準備には、柔軟性があるべきです。

独立起業したところで、そこがゴールではありません。
スタートラインに立ったにすぎないのです。
そこから先、どのように動くか。
常に実践と共に準備は必要となります。

>>Pythonって何ができるの?Excelにも使えます!

まとめ – 準備とは状況を作り出すこと

まとめ

独立起業の準備は、常に実践です。
実践して体制を整えていくことそのものが、準備なのです。
そして、準備をスタートさせるなら、可能な限り早い方が良いでしょう。
設計図を作ってから、実現するまで、やはりタイムラグはあります。
いかに早くスタートを切り、はじめていくか。
どれだけスピード感を持って、計画を進めていくかが勝負です。

未完成だからとか、実力が足りないからとか、そういった理由で躊躇う必要はありません。
実力は常に実践していれば、いずれ付いてきますし、時間の問題です。
それよりも、自分のブランドを、いかに早く表に出して継続出来たかが重要なのです。
独立起業をするまでに、副業としてでもスタートすること。
実践と共に自分自身のブランドを作り上げることそのものが、準備です。

一昔前までは、準備というと、実力を付けることでしたよね。
でも今は、実践して確実に実現していくことを準備と呼びます。
恐れを取り払い、早く進めれば進めただけ、メリットがあります。

僕たちは今、本当に面白い時代に生きていると思います。
どんどん世界が変わり、仕事が自由に開放されていく。
生きていく手段が無数に増え、世界のどこにいても同じ仕事が出来る。
働き方は多様化し、どんどん社会の形も変わっていくでしょう。

独立起業は、そんな社会の変化を体感できる最大の遊びです。
変化の最先端に立って、いつでも新しい時代の幕開けを直に感じ取れます。
そして、誰よりも素早く、時代の在り方を体現することができます。

こんな働き方が楽しいよ!と言われたら、即実践できるでしょう。
会社勤めでは、そう簡単にはいきません。
旅しながら働くのが普通だよ!と言われたら、そういった働き方も可能です。
自在に働けるための仕事を作り出せば良いだけです。

今後、どんどん独立起業に向けて準備する人も増えるでしょう。
そして、自分で起業することが珍しくも無い世界がやってきます。
今の時点では、日本における20%程度しか、起業志望者はいません。
しかし、その起業後進国というポジションが崩れる日もそう遠くはありません。
なぜなら日本中が起業を活性化させようと、動いているのですから。

時期に起業が主流になっていく時代に、乗り遅れないでください。
せめて、この記事を読んでくれた方は、今からでも準備をはじめてみてください。
事業はそれこそ、波をつかむことが重要視されます。
起業の波が大きく膨れ上がるまえに準備するからこそ、大きな波に乗れます。
明らかにその波が現れてからでは、遅いのです。

ぜひ、恐れを捨てて、挑戦してみましょう。
しっかりと、副業からでも準備をすれば、何も怖いことはありません。
怖いのは未来に何も描けていないからです。

もし設計が難しいようであればALTEAが助けになるはずです。
あなたにってワクワクする選択肢の1つを、提示してくれるでしょう。
自分の想像の範囲外にある選択肢も得られるかもしれません。
後は、着実に実行していくだけです。

未来を設計していくことで、恐怖はなくなります。
それが、起業の準備をする、ということではないでしょうか。

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